lgEの測定検査

アナフィラキシーショックの症状として、発疹・発熱・鼻水・涙・かゆみ・ショック等が挙げられます。アレルギー体質の診断・経過観察の目的で免疫グロブリンE(lgE)の検査を使用します。lgEの総量を測定するという検査です。特定のアレルゲンに対する反応性を診たいという場合には本検査よりも特異的lgE抗体検査の方が優れていると言えるでしょう。血清lgEが正常値であったとしても、抗原性特異的lgE抗体が証明される事はあります。医師の指示に従う事が大切です。本検査の基準値は170IU/ml以下(高感度lgE)です。この基準値よりも高値となる場合には、アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・花粉症などといったアレルギー性疾患、気管支ぜんそく・寄生虫感染症・木村病・lgE型多発性骨髄腫などの病気が考えられます。

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