ビタミン

我々の身体に必要な栄養素は糖質・脂質・タンパク質・ミネラル・ビタミンの5種類である。その中でもビタミンは残りの4種類とは異なり、身体を生成している構成成分やエネルギー源にはならないという特徴を持っている。その代わりに、他の栄養素がスムーズに利用される為の潤滑油的役割を果たしているのである。微量とはいえ、体内の代謝・生理機能といった生命維持に欠かすことのできない働きを担っていると言え、尚且つ体内では生成できないものになる為食品からの摂取が必要なのである。
このように重要な働きを担うビタミンが不足してしまうと、心身に多くの影響を及ぼし様々な症状が現れる。このことを「ビタミン欠乏症」という。また、ビタミンAとDの摂り過ぎも良くない。過剰症を起こすことが知られているのだ。摂り過ぎも不足のしすぎも良くないのだ。このビタミンの不足・過剰を、血液検査から調べるのである。
もしも数値に異常があった場合、ビタミン不足に陥っている原因となる病気・異常があるのかどうか更に詳しく検査する必要がある。病気・異常が明らかになった場合には適切な治療を、異常などがみられない場合は食生活の方よりなどに原因があると考えられる為、ビタミン剤などで補いながら食生活の改善を行っていく必要があるといえるだろう。いずれにしても、医師の指導に従って治療を行っていただきたいものである。

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