三大成人病と生活習慣病の関係とは

三大成人病は、最近ではあまり知られていませんが、以前はよく用いられていた言葉です。では、どのような意味を持っているのでしょうか。

三大成人病は、成人になるとかかりやすくなると言われていた、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患の三つの病気のことです。昔は、これらの病気は加齢によりかかる可能性が高まると考えられていましたが、今は、個々人の生活習慣によって、その可能性は変わる、と考え直されています。そうして、成人病は、生活習慣病に、名前を改められました。

三大成人病に定められている悪性新生物、心疾患、脳血管疾患という病気は、三つ合わせて日本人の死因の半分以上を占める病気です。今でもその恐ろしさは、十分に知れ渡っており、予防が重視されています。

今では、七大生活習慣病というものがあり、がん、心疾患、脳血管疾患、高血圧性疾患、糖尿病、肝疾患、腎疾患の七つです。生活習慣を正し、これらの病気にかからないようにしましょう。